高血圧

早朝の時間に血圧が高い場合
最近、早朝高血圧が注目されています。病院で測定した血圧よりも自宅で早朝測定した血圧が高い場合、脳卒中や心臓病との関連が強いことが明らかになってきています。


高血圧は原因が明らかでない本態性高血圧症とホルモン異常などによって生じる二次性高血圧に分類されています。


日本高血圧学会によれば「家庭血圧測定条件設定の指針」で、以下のような基準を定めています。
1.測定部位:上腕が推奨。手首、指血圧計の使用は避ける。
2.朝の場合は、起床後1時間以内、排尿後、服薬前、朝食前の安静時、座位1〜2分後に測定。
3.夜の場合は就床前の安静時、座位1〜2分後に測定。
4.朝夜の、任意の期間の平均値と標準偏差によって評価。
5.家庭血圧は135/85 mmHg以上は治療対象、125/75 mmHg未満を正常血圧。


高血圧は原因が明らかでないのですが、本態性高血圧症とホルモン異常などによって生じる二次性高血圧に分けられています。


本態性高血圧の原因は何か一つの原因でなく、親から受け継いだ遺伝的な要因が、生まれてから成長し、高齢化するまでの食事、ストレスなどの様々な環境的な原因によって高血圧が発生するとされています。


日本人の高血圧の発生には食塩の過剰な取り過ぎが原因とされています。日本人の食塩摂取量は1日平均12g位であり、欧米人と比べると非常に多いのです。


日本人の塩に関しての嗜好は野菜の漬け物、梅干し、魚の塩漬けなど日本独自の食生活と関連があるようです。2004年版に発行された日本の高血圧治療ガイドラインでは1日6g未満が適正摂取量と推奨しています。


このように、脳卒中などの予防のためには食生活も含め、早朝の血圧もしっかり管理する必要があるとおもいます。また、血圧の薬は朝一回服用することが一般的ですが、朝一回のみの服用では早朝の血圧を下げるのには不十分なことが少なくないようです。

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